スライド集

研究集会で用いたスライドのうち、論文になっておらず、 かつ読み物としてある程度価値がありそうなものを置いています。

19XX年の様相論理(数学基礎論若手の会2024)

様相論理の生みの親は C. I. Lewis とよく言われています。 しかし、彼が目指したのは必然性・可能性といった様相の論理ではなく、 日常的な「ならば」の使用に根差した「厳密含意」の論理でした。 このスライドには、C. I. Lewis の厳密含意の論理がどのようにして様相論理につながっていったのか、 またそこには誰の活躍があったのか、という歴史の流れをまとめています。

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Modal Logic and Bulldozing

様相論理のモデルを操作するbulldozingという手法があります。 これは、反射的な可能世界をもつモデルをうまくつぶして、非反射性をもつモデルにつくりかえる手法です。 このスライドでは、対称的・推移的なモデルそれぞれについて、その性質を保存しつつ非反射的なものにつくりかえるbulldozingを紹介しています。 なお、このスライドは過去に私が用いたスライドを再編集したもので、このスライドをそのまま用いた発表はありません。

All of this slide is written in English.

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